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JR新橋駅 大屋根スライド工事

2. 先行レール桁 スライド工事

2. 先行レール桁 スライド工事

概要

作業構台上で組み立てた屋根を所定の位置までスライドさせるには走行レールが必要となる為、大屋根トラス本体スライド時の走行レールとなるレール桁の先行施工を行いました。
施工方法は橋梁工事で使われる手延べ機を用いたスライド工法を採用しました。

スライド工事

品川方ステップ図

スライドシステム

スライド装置(ウィンチ)

特長

  • 構台とレール桁後方に滑車を取付けて押し出します。
  • スライド重量によって(動)滑車の数を変更します。
  • 逸走防止用に別途ウィンチを1台配置します。
スライド装置
スライド装置
スライド装置

手延べ機

特長

  • スライド先端部の変形を低減します。
  • 走行面の先端部に傾斜を取付け、柱到達時のレベル調整(ジャッキ操作)作業を省略します。
  • 人力作業での解体が可能です。
手延べ機

走行面

特長

  • 滑り材の配置と潤滑剤の塗布で摩擦係数の低減を行います。
  • ガイドを設置し、スライドの直進性を高めます。

主な仕様

  • 摩擦係数 平均 0.1 以下

施行実績

品川方 東京方
レール桁設置箇所 2列 3列
スライド回数 9回 7回
最大スライド長さ 22.8m/回 21.2m/回
延べスライド量 103.7m 69.2m
最大スライド重量 51t 35t
スライド速度 50~60cm/min 50~60cm/min

動画ギャラリー

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