Sダイアゴナルトラス
Sダイアゴナルトラスとは
「Sダイアゴナルトラス(SDT)」は、上弦材に形鋼、下弦材とラチス材に鋼管を用い、それらの接合部に鋼板と高力ボルトによる一般的な接合法を用いた立体トラス構造です。
特徴
網目パターン
トラスの網目が(上弦)直交+(下弦)斜交の場合[S/Dタイプ]と、その反対の場合[D/Sタイプ]があり、斜交網目の部材が直交網目の部材よりも長いことが特徴です。
意匠性
斜交網目を大きくすることで、ラチス材の本数および接合部の数が減り、開放感のある屋根構造となります。
軽量かつ高剛性
下弦材とラチス材に鋼管を用いて軽量化を図っており、また剛性も高いので、下部構造への負担が軽減されます。
大スパン対応
多様な部材種類を選択することができるので、大スパンであっても設計が可能です。