風洞試験
概要
風洞試験とは
新しい鉄塔形状を設計する際に必要となる、風力係数、風圧力、風応答の検討のために、風洞実験を行うことが可能です。
鉄塔は、風荷重が重要な荷重となっています。そこで、風洞実験により、風力係数などを求め、実態に即した荷重状態を把握することにより、鉄塔合理化の提案が可能となります。
風洞形式・性能
形式 | 室内回流式エッフェル型風洞 |
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送風機 | 直流電動機, 出力110kw |
全長 | 37.4m |
測定断面 | 幅:2.2m, 高さ:1.8m、長さ:20m |
ターンテーブル | 直径2.0m |
風速 | 1~20m/s |
乱れ強さ | 0.5%以下 |
測定装置
3次元トラバース装置 | X軸:-1~2.5m, Y軸:±0.9m, Z軸:0.1m~1.7m, θ=±360° |
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風速計 | 熱線風速計, 多点風速計(ビル用) |
風圧計 | 多点風圧計 |
風力天秤 | 5分力計, Fx:100N, Fy:100N Mx:40N・m, My:40N・m, Mz:10N・m |
XYジンバル振動装置 | 振動数, 減衰定数可変 |