CIMの取り組み

完成イメージ動画

CIMモデルを現況地形モデルに合成してCGソフトにて完成イメージ動画を作成しました。

橋脚の中を歩いてみる

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CIMとは

CIMとは、調査・設計段階から 3 次元モデルを導入し、施工、維持管理の各段階での 3 次元モデルに連携・発展させることにより、設計段階での様々な検討を可能とするとともに、一連の建設生産システムの効率化を図るものです。(第1回CIM制度検討会資料より) 本工事ではCIMを導入してその効果を検証しています。

干渉チェック

発注図書から橋脚の3Dモデルを作成し、立体的にあらゆる角度から付属物の位置関係・干渉チェックを実施しました。 これにより不具合の早期発見、設計照査の効率化に効果がありました。

維持管理の導線確認

設計照査において本工事やP134上の隣接工事(上部工)について、設計図面より3Dモデルを作成し、隣接工事を含めた維持管理時の動線を立体的に確認することで、上下部工の連続した維持管理の安全性、容易性を確認しました。

架設アニメーション

架設するにあたり、作成した3Dモデルを用いて施工シミュレーション動画を作成し検証を行うことで、関係者間の施工手順の確認、工程上の問題点、安全対策・安全教育などに利用しました。

維持管理

作成した3Dモデルに鋼材、溶接、塗装などの施工管理記録をデータ化し3Dモデルにひも付けすることで、維持管理時の資料検索や点検計画の効率化に役立つことを目指しています。

参考HP

一般財団法人 日本建設情報総合センター

CIM技術検討会
http://www.cals.jacic.or.jp/CIM/index_CIM.htm

国土交通省 国土技術政策総合研究所

防災・メンテナンス基盤研究センター メンテナンス情報基盤研究室
http://www.nilim.go.jp/lab/qbg/bunya/cals/cim.html