メンテナンス業務
概要
メンテナンス業務とは
独自の技術による適切な補修を致します。
特殊腐食工事
塗装では物足りない、あるいは既に塗装が効かなくなったような腐食の激しい部位に対して、様々な防食対策をご提案致します。
ガセットプレートのラミネーション
ガセットプレート材のラミネーション部分が大きく口を広げるまで腐食が進行し、塗装補修が効かないうえ、強度的な問題も出ている状況です。
補強プレート
最初に、腐食劣化部分に補強プレートを取り付け、防食テープ巻付けのためのプライマーを塗布します。ボルトナットはあらかじめキャップでカバーをしておきます。
防食テープ施工の仕上がり状況
防食テープを巻き付けて腐食部を完全に外気から遮断します。本例ではテープを巻き付けたままの仕上がりですが、この上に塗装することも可能です。この防食テープは既に腐食が進行して塗装が効かない部位に対して特に有効です。
鋼管内部の腐食防止
ボルト式管端金具
既設送電用鉄塔の鋼管部材(水平材、斜材)の継手ボルトを抜き取らずに、緩めるだけで取付けが可能です。
管端金具をボルトに挿入する際の穴形状がナット形状(六角形)であることから、一度嵌め込むと抜け落ちることはありません。
弾性発泡体を金具の裏側に貼り付けることにより有効な風鳴音防止対策となっています。
ボルトの腐食防止
ボルトアイキャップ装着により塩害・亜硫酸ガスから保護致します。 腐食劣化したボルトにも有効です。
部材取替工事
ジャッキアップ装置を備えた三又主柱材固縛治具により、既設鉄塔の主柱材交換を架線状態で可能と致しました。