ジャッキアップダウン工法
概要
ジャッキアップダウン工法
屋根版のステージ上での組立て後、ステージ上の支持点を開放して屋根版を自立させる作業は「ジャッキダウン」と呼ばれます。「ジャッキアップダウン工法」では支承部に組み込んだジャッキを用いて、屋根版全体を持ち上げてステージ上の支持点を浮かせ、ステージを撤去した後、ジャッキを下げて、屋根版を正規位置まで下げて支承を固定する工法です。
特徴
- ジャッキダウン時のステージ上のジャッキダウン作業の必要が無くなります。
- ドームなどでステージ上の支持点が面外方向の集中荷重に弱い場合に、ジャッキダウン中での支持点レベル差による反力集中で屋根版が損傷する危険性がなくなります。
- ステージ上の支持点が多い場合にメリットが大きくなります。
- 支承位置にジャッキが必要です。