リフトアップ水平回転架設工法
概要
リフトアップ水平回転架設工法
この工法は、橋脚梁部をリフトアップし、柱と結合後に水平回転することで、道路に挟まれた高架橋下のような、上方、側方、前方制限が厳しい建設条件下での橋脚架設を可能にしました。
特長
- 低騒音での架設が可能
- 交通規制を大幅に削減
- 高所作業の低減が可能
- 工期の短縮が可能
施工について
フローチャート
リフトアップ要領
架設順序
施工について
STEP1
梁・隅角部の架設
STEP2
リフトアップ
STEP3
柱の挿入
STEP4
柱の接合
STEP5
回転中
STEP6
回転完了
システム設備
システム概要図
基本動作
ジャッキ仕様
| 名称 | 仕様 |
|---|---|
| リフトアップ装置 | 引力30ton シリンダ4本 |
| 油圧ユニット | 3.7kW(4P)、モータ1台 液量 低圧17.5ℓ/min.(70kgｆ/cm3） 高圧3.1ℓ/min.(350kgｆ/cm3） |
実施施工例（阪神高速道路公団：高井田地区非常駐車帯上部工事）
リフトアップ前の状況
回転状況